酔っ払いの戯言

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いつもどうでもいいことばかりのブログだけど、今回は最もどうでもいい記事になると思う。けど自分のアイドル遍歴...(っていっても大したことはしてないけど)を書いておきたいと思ったから書く。長文を書くリハビリも兼ねて。
まず「アイドル」ってなんだろう?って所から始めたいけど、きっと散々語りつくされた議題だろうから私にとってアイドルとは「ときめきをくれる人」とだけ書いておく。踊って歌ってハッピーをくれるキラキラした人たちなのは勿論だけど、Perfume大本彩乃さんを見つけた時、初めて"ときめき"という言葉が体に馴染んだ気がしたから私にとってはコレなんだ。そして数ヶ月前アップアップガールズ(仮)関根梓さんを見つけた時にも同じことを思ったからやっぱりそうなんだと思う。気持ち悪いのは重々承知なんだけど、数十年間生きてきて"ときめいた"のってステージに居る大本さんと関根さんを見ている時だけだから仕方が無いね。
アイドルにハマったのは大本彩乃さんからだけど、初めて好きになったアイドルはモーニング娘。だった気がする。後藤さんが加入して日本の未来はウォウウォウ!で娘。が爆発的にヒットした時期、小学生だった私はリビングのテレビの前が定位置だった。特に好きだったのは「うたばん」で、CGを使う保田さんイジリがお気に入りだった。学校でも娘。の話ばかりしていたし、カードの交換とかハマってたなぁ。あと!昼休みとか放課後とか塾の休み時間とかに"ライブ”なんてのもしていた。ノートを破って作ったチケットを配ってタンポポとかプッチモニとかを歌って踊るだけのそれが何より楽しかった。意外と集客とか気にしちゃってね、今思い返すとなんだったんだろうあれは。きっと純粋に憧れていたんだと思う。ああいう風になれるって信じてたんだろうか。
でも中学生になる頃にはみんな浜崎あゆみを聞くようになってったけ。あとオレンジレンジ。学校でも家でも何となくアイドルが好きだなんて口に出せない雰囲気を感じて、リビングで堂々と見ていたハロモニを母の寝室のテレビでひっそりと見るようになった。アイドルに憧れて通い始めたダンス教室も、何でやってるか分からなくなってきて中学2年で辞めた。ここからは高校生になるまで本を読んでばかりいた気がする。あと勉強部活勉強部活。
そんな日々の中で私はまたアイドルと出会った。PerfumePerfumeをアイドルと呼ぶか否かは悩む所だけど、この時の私の中で彼女たちは紛れもないアイドルだった。父の影響で渋谷系の音楽を片っ端から聞いてる時、なぜか中田ヤスタカに興味を持った私は彼が楽曲提供をするアイドルにたどり着いた。初めて聞いた曲は「エレクトロ・ワールド」今でもあの時の衝撃は忘れない。顔もよく分からないアイドルに会いたいと思ったのはこの時が初めてだった。ああ...どうだったかな?初めて会った時のことあんまり覚えていないんだよ私。この辺の時期って私生活ですごく嫌なことがあったり勉強が大変だったりで全ての記憶が薄いんだよね。勿体ないと思うけど「アイドルってもっとキラキラしたものだと思ってた。大変なんだね。」って父に吐いたことを今でも父から聞かされる。当時の私にとってのアイドルは娘。だったから、アイドルってみんな綺麗に着飾ってキラキラしていて、たくさんの声援の中にしか存在しないのだと思ってたんだ。でもこの時期ってアイドル氷河期だったしPerfumeは売れてなかったから多分ちょっとビックリしたんだと思う。
そんなこんなでいつの間にか高校生になった私は勉強に部活に生徒会に塾に遊びに忙しかった。アイドルの話を出来る様なクラスメイトは居なかったし、友達とは恋の話ばかりしていた気がする。だから少しだけPerfumeとも距離を置いていた。アイドルとの距離は学年が変わる毎に開く法則かもしれない。そうしないと自分のカーストが守れない気がしていたんだと思う。ダサいよね。でね、気づいたらPerfumeが売れてた(笑)びっくりしたなー近所の綺麗なお姉さんくらいに思ってた人たちがTVの中で歌ってるんだもん。なんとなく市民権を獲得した気がして、この辺りからまたライブに行き始めた。単純でしょ。でも一杯遠征もした。この時は良席厨だったなあ。とにかく前で見たくて近づきたくて必死だった。何が私のことをあそこまで動かしていたんだろう?ガチ恋って言葉があるけどそれに近かったかもしれない。大本さんの一挙手一投足に心を揺さぶられていたもの。それでそのまま18歳?くらいまでPerfumeを追っていたと思う。でもある日突然もうだめだって思ったんだ。Dream Fighter以降から楽曲に対する興味を失っていたから、単純に彼女たちの姿だけを追っていた状態だったんだけど、それってすごくアイドル的な応援だった。でもこの時期の彼女たちってアーティスト的路線に移行しようとしていて、私の”好き”の感情と相性が悪かったんだよね。応援しているアイドルが次の段階へステップアップしようとしているのに素直に応援できないってそれはもう私の方に問題があるわけで、完全に潮時だったんだと思う。そこから自分でも驚いてしまうほどあっさりとヲタクをやめられた。ときどきテレビで見て心が軋む音が聞こえる時もあったけど、単純にすごいなと思えていたから良いタイミングでフェードアウト出来たってことだと思う。この時気づいたのはヲタクをやっていないと生活に空白が出来すぎるってことかな?今まで生活のほとんどを使って熱中していたものが無くなるわけだから当たり前だよね。丁度学校を辞めて本当に何にも持ってなかったし、その空白は以前より広さを増していて、何に使うか考えた結果、LEGO→アニメ→映画→ボルダリング→お酒→クラブ→DJと沢山のものにハマることになった。どれも1年も続かなかったけどPerfumeだけを見ていた時よりも楽な気もちで熱中できていたから、健全な趣味はこうあるべきと思い知らされた期間だった。
でもさ、、、、結局私は趣味の範疇を越えたアイドルヲタクにしかなれない人種なんだと思うよ。羅列した趣味の中にDJってあるけどそこがラストなのは、それをキッカケにしてまた出会ってしまったからアップアップガールズ(仮)に。PandaBoyさんのツイートに貼り付けられた動画を見たことでアップアップガールズ(仮)を知ることになった。たぶんチョッパー☆チョッパーの時期。その動画でチョッパーを初めて聞いた時震えた、それは私の好きな音楽そのものだったから。気づいたら色々動画を漁っていた。正直顔とかは微妙っぽいって思ってたけど、曲が抜群によくてremixを生歌でやっちゃうアイドルって面白いなって、あとオレンジの子の声好きだなって思ってた。そこからしばらく時間が空いて8月15日初めて彼女たちのライブを見た。このブログでも書いたけど、止まっていた時間が動いた気がしたんだよあの時。Perfumeヲタクを辞めてからも人生を楽しんでいたつもりだったけど、何かが圧倒的に足りていなくてそれの正体が"ときめき"だったことに気づいてしまったんだよね。それでその"ときめき"をくれたのは関根梓さんだった。声とダンスが大好きで、表情がタイプだなって思った。顔が特別好きかって言ったらそうじゃないし、なんなら彼女のトークは苦手な部類だったけど、何か強烈に惹かれるものがあった。何より以前大本さんがくれていた"ときめき"をくれる存在だと一瞬で感じた。そこからは早かった。このブログの過去記事を見てると分かるけど何かを取り戻すかのようにのめり込んでいった。Perfumeの時のように周りの目が気になる環境でもなくなったし、色々と覚悟が出来ていたのかもしれない。そうなると楽なんだよね色々と。今、すごく楽しいもの。人生において最も大切なものって仕事だと思っていたけど、もしかしたらときめきかもしれない。偶像崇拝の中で私は生き生きとしていられるのだもの。アイドルって職業を選んだ彼女たちのこと私は消費してしまう存在だから、切なくなる時もあるけど、それでもステージに立ってくれてる限りは見ていたいなと思っている。今は彼女の夢の舞台"中野サンプラザ"で彼女が、関根梓が、どうやって歌ってどうやって踊ってどんな言葉を発してどんな表情をするのか、楽しみでしょうがないよ。だってそれでまた新しい"ときめき"をくれるんだろうなって確信してるから。こんな風に思わせてくれる女の子に出会えて私は幸せだよ。今まで出会った全てのアイドルが、夢中にさせてくれたアイドルが、居たから今に至ってる。熱くなりすぎた、酔っ払いの戯言だバカヤロー。