原駅ステージAに恋してた2018夏だったわ!!!

 

 

ふとカレンダーを見たら9月が始まっていて、夏が終わるのをぼんやりと感じた。

 

この夏何してたっけ?と振り返った時に、行ったはずの海やBBQやオールナイトの音楽フェスじゃなくて、原駅ステージAのことばかりが思い浮かんだ。

 

どうやら私の平成最後の夏は、灼熱の太陽でも、賑やかな砂浜でも、ジュウジュウと音を立てるお肉でも、キンキンに冷えたビールでも、一晩中鳴りやまない大音量の電子音でもなくて、4人が作ってくれたものみたいとそこで気がついた。

 

この夏のエースはどんな気持ちで何を感じて、ああやって歩み続けてくれたのか私なんかには分からないけど、とにかく最高にかわいくてかっこいい女の子たちだった。キラキラでまぶしくて、大切で尊かった。あー、夏終わりたくないなあってそんなことばかり思っちゃうほど最高の時間だった。

 

こんな名残惜しさ全開でブログを書いちゃうくらいには、この夏が本当に好きだった。


年始からしばらく傷つきながら気を抜いたらバラバラになりそうな脆さで、4人それぞれががむしゃらに試行錯誤やって来た姿を見ていたから、この夏の楽しそうな4人を見れて本当に嬉しかった。いつのまにかステージに感じていた空白を感じなくなっていて、 ちゃんと4人のエースだって思うようになっていた。観るたびに、今のステージが一番キラキラしてるって思うようになっていた。

 

 

私の夏は『ONE&ONLY』を初めて観た日に始まった気がする。

 4人のために用意された歌詞、曲、ダンス、その全部が私の中での何かの終わりで、始まりだった。

様々な感情がギュウギュウにひしめき合って、それがこれでもかと乗っかった4人のためだけのステージだった。やってやるよと言わんばかりの気迫に、この先に何を見せてくれるんだろう?と期待せずにはいられなかった。どうしても、この人たちから目を離したくないと思った夏の始まりだった。

 

 

TIFでは、いつもの何倍も広い会場をちゃんと自分たちのものにしていた。堂々とHOT STAGEに立つ姿がまぶしかった。

 会場の後方から観たエースは、切実な思いを込めるように声を張って、自分たちの存在を証明するように手足をいっぱいに伸ばして踊っていた。

表情はモニターでしか見えないような距離だったけど、それでも伝わるものがあった。だって終わってすぐ大声で自慢して走り回りたいくらいに、遠くで踊る彼女たちがキラキラして見えたから。

 その日のTLで田谷ちゃんがイイねしました!とランダムに流れてくる見知らぬオタクのツイートがたまらなく嬉しかった。好きなものを好きだと言ってくれる人がいることが、こんなに幸せなことだと知らなかった。

 

 

通常公演では、4人の笑顔がやわらかくなっていったのを感じていた。

楽しむように前を向いている様子が、凛として見えた。それが好きだった。そのステージはどこか願いみたいな、決意みたいな、優しい熱さを纏っていたから。

 あんちゃんのダンスがかかとを上げる時まで誰より丁寧なのを見つけて、円を描く時に指先まで滑らかなのを見つけて、その1つひとつの所作にたまらなく惹かれた。

まりんちゃんが笑う度にあたたかい気持ちになれて、テーマパークのキャラクターみたいにおどける姿に癒されて、曲中に見せるクールな表情とのギャップにやられた。

きりちゃんの台風みたいな勢いで表現するダンスが癖になって、何だって全力でやりきる健気さにグッときて、いつだってそうあり続けてくれる真っ直ぐさに心打たれた。

田谷ちゃんの歌声に何度もとろけて消えそうになって、瞬きの合間にすら変わっていく色んな表情を見逃したくなくて、気付いたらどんな時も目で追ってしまっていた。

 

 

 シャッフル公演に初めて入ったのもこの夏だった。

私はとにかく、楽しいって感情以外を奪われたみたいに、ずーっとそれを思っていた。

違うグループでそれぞれが存在感を示す4人のことがとても誇らしかった。

分かっていたはずだったのに、エースの個々のスキルの高さを目撃する度に驚いた。エースでいる時はそれが平均だから目立つことはなかなかないけれど、こうして別のチームの子と混ざるとその素晴らしさが際立った。会場中の視線をかっさらうような魅力が1人ずつにあった。

 脚を伸ばすようなダンスではつま先まで意識するだとか、曲に入り込むような色とりどりの表情だとか、この夏で磨かれた歌声だとか、MCでの立ち居振る舞いだとか、挙げたらきりがないんだけどふと見せる全てが魅せるためのものだった。誰よりも表現を楽しむ人たちだったから、誰よりも楽しませることが上手な人たちだった。

 普段しないような可愛い感じのアプローチだって、みんながみんなとても似合っていた。田谷ちゃんの乙女ビームも、まりんちゃんのDMLも、きりちゃんのアルゴリズムも、あんちゃんのも晴天も、超キュートだった。かっこいいだけじゃなくて、めちゃくちゃ可愛い女の子たちなんだって思った。本当は何にだってなれる女の子たちなんだって思った。もっともっと色んなことが出来る女の子たちなんだって思った。

 

 

 原駅クエストは、ずべこべ言う必要のない、たしかな重みを持った大好きが募っていくような時間だった。

何が良かったとか、どこが最高だったとかじゃなくて、全部が、エースの毎分毎秒が大好きだった。

最終公演のエースSEで手拍子が起こった時、ふと4人がこの夏に蒔いてきた種が実ったような感覚になった。早く見せてよって、早く出てきて最高のステージを観せてくれよって、そんな風に私には聴こえた。ステージに4人が立っているだけで、そこにこの夏の、いや、年始からのストーリーが詰め込まれていたように見えた。

 終演後、初めての握手をした。チェキも撮った。

正直、 目の前にした瞬間からほぼ記憶がない。伝えたいことはたくさんあったはずなのに、ただただ好きって感情だけが溢れてきて、いっぱいいっぱいになってもうダメだった。記憶の中の4人は少し困りながら優しく笑っていたような気がする。私は気持ち悪いオタクでしかなかったと思う。それでも、この1年半くらいで募った気持ちが、欠片でも彼女たちに伝わってればいいなと思った。帰り道もずっと、チェキを握りしめたままの手が震えていた。涙が少し出た。

 

 

 そして、どんな時もずっと田谷ちゃんを推そうと決めて良かったと思っていた夏だった。

田谷ちゃんが笑っている時に穏やかな気持ちになれたし、シャッフルで年相応にはしゃいでいる時に優しい気持ちになれた。クエストで弾き語りをしている時には胸が締め付けられるような気持ちになって、その存在感と人を魅了する才能に痺れた。

慣れることなんて一生ないような整った顔の造形も、心に直接響くような透き通る歌声も、キメどころを分かっているような緩急の上手なダンスも、ぶっきらぼうな喋り方も、見ていたいと思わせる田谷ちゃんの魅力だった。

いつも誰かに愛されている姿がかわいい人だったから、一番愛したいと思えるアイドルだった。

誰よりも変化が多い人だったから、必死になって付いていくのが楽しかった。自由でなびかなくて気高くて、私はこの夏の田谷ちゃんを観ている時いつも、高いところに手を伸ばして見上げているような感覚になっていた。その時間が好きだった。

 

って、たぶん田谷ちゃんについては書きすぎちゃうんだ。きっと、私の気持ちはこれに詰まっている気がするから貼ってもう終わりにしとく。

 

 

 

 

 

とびきり楽しい夏だった。

こうして小学生の夏休みの日記みたいにして残しておきたいくらいに、エースからいろんなものを貰った季節だった。 強くて優しくてかっこよくて可愛いエースが最高だった。

 

今もずっと、歩みを止めないでいてくれて、キラキラしていてくれて、ありがとうって気持ちでいっぱい。たぶん世間で言うそれとはだいぶ意味合いが違うけれど、原駅ステージAに恋してた2018夏だった。

 

 

 

(ずらーって気持ち並べただけで、繋がり悪いとこ多いけどなんだかスッキリした!雑におしまい!)